IIN(Institute for Integrative Nutrition)のヘルスコーチングプログラムが1/4完了しました。
ここまでの学びを通じて見えてきたのは、「健康とは体だけでなく、心・感情・関係・環境・ライフスタイルすべてを含む、全体的なバランス」であるということです。
私自身、学びを進める中でふと振り返る機会がありました。長時間のデスクワークで肩こりが慢性化し、ストレスを感じながらも「食事さえ整っていれば健康」と思い込んでいた日々。ところが、IINの中で“Primary Food”という概念に出会ったことで、身体の痛みは単なる物理的な問題ではなく、「やりがいのない仕事」や「孤独感」などが影響している可能性に気づいたのです。
本記事では、試験やカリキュラムを超えて得られた実感をもとに、ヘルスコーチとして現場で活用できるエッセンスを凝縮してお届けします。ヘルスコーチの視点で書かれていますが、いくつかのポイントは読者の皆さんの視点ではセルフコーチングをするためのヒントとして活用してみてください。
1. 健康とは“存在”と“行動”の統合
ヘルスコーチの視点:
人は「何をするか」だけでなく、「どう在るか」によって健康が左右されます。コーチとしては、目標達成の行動に焦点を当てるだけでなく、クライアントの“存在の質”にも意識を向ける必要があります。
読者の皆様の視点:
目標を達成することばかりに意識が向いていませんか?でも本当に大事なのは、「今の自分はどんな状態か」を感じること。呼吸の浅さや体のこわばりに気づくだけで、心の余白が生まれます。
やってみる: 一日のどこかで深呼吸を3回。「いま、自分の内側はどんな感覚?」と問いかけてみてください。
2. 食と感情の深いつながり
ヘルスコーチの視点:
人は空腹よりも“満たされなさ”で食べることがあります。Primary Food(人間関係や仕事、精神性など)が満たされていないと、食(Secondary Food)に依存しやすくなります。
たとえば、仕事でのストレスが続いていたあるクライアントは、夜中にスナック菓子を無意識につまむ癖がありました。空腹ではないのに手が伸びる背景には、「安心感」や「報酬」を求める感情がありました。このような”感情食い”は、怒りや不安、孤独といった感情と結びついていることが多く、食事ではなく感情との向き合い方が鍵になるのです。
読者の皆様の視点:
夜、気づけば甘いものに手が伸びている。そんなとき、空腹ではなく「寂しさ」「疲れ」「ご褒美が欲しい」という感情が隠れていることがあります。
やってみる: 食べ物を選ぶとき、「これを食べることで、どんな気持ちになりたいんだろう?」と一度立ち止まってみましょう。
3. 自己認識と中立性がコーチングの土台
ヘルスコーチの視点:
感情は敵ではなく情報。自分自身の反応や信念に気づけることが、クライアントの価値観に中立でいられる力を育てます。
読者の皆様の視点:
イライラしやすいとき、反応してしまう場面には、自分だけの“思い込み”や“信念”が潜んでいるかもしれません。
やってみる: 嫌なことがあったら、「私は何に反応しているんだろう?」と心の動きを見つめてみましょう。
4. コミュニケーションは“聴く力”が9割
ヘルスコーチの視点:
アクティブリスニングやミラーリング、共感的な反映など、傾聴の質が信頼関係を育みます。沈黙も対話の一部として受け入れる姿勢が重要です。
読者の皆様の視点:
誰かに話して「うんうん」とただ聴いてもらえるだけで、気持ちがすっと楽になることってありませんか?それだけ“聴いてもらう”ことには大きな力があります。
やってみる: パートナーや友人との会話で、「私の話を3分だけ聴いてくれる?」とお願いしてみましょう。
5. 健康は多面的で動的なもの
ヘルスコーチの視点:
心と体、スピリチュアリティ、ライフステージ、環境…。健康の定義は人それぞれで、時間と共に変化します。バイオ個体性とホリスティックな視点を持つことが必須です。
読者の皆様の視点:
健康は“こうあるべき”ではなく、“今の私に合っていること”が何かを探す旅。年齢や環境、心の状態で必要なことは変わります。
やってみる: 「今の私にとって、一番大事にしたい健康って何?」と、自分だけの定義を考えてみましょう。
6. ライフスタイルがすべてをつくる
ヘルスコーチの視点:
睡眠、動き、人間関係、ストレス管理など、日々の習慣が未来の健康を左右します。体の不調は生活の“質”のサインかもしれません。
たとえば、朝の過ごし方ひとつで1日のエネルギー状態が変わることがあります。軽いストレッチやコップ1杯の水、深呼吸、5分間の感謝日記といった「朝のルーティン」は、心と体のリズムを整えるうえでとても有効です。
また、夜寝る前にスマートフォンの画面から距離を置く「デジタルデトックス」もおすすめの習慣。ブルーライトの影響を減らし、睡眠の質を高めるだけでなく、思考の整理や内省の時間にもなります。
読者の皆様の視点:
特別な運動や食事法よりも、毎日の睡眠や朝の時間の過ごし方が、心と体に大きな影響を与えます。
やってみる: 朝起きたらスマホを見る前に、窓を開けて空を眺めてみましょう。深呼吸をするだけでも一日が変わります。
7. ヘルスヒストリーセッションは“聴く訓練の場”
ヘルスコーチの視点:
アドバイスや解決ではなく、ただクライアントを理解することが最優先。信頼関係構築のための土台です。
読者の皆様の視点:
「大丈夫」と言い続けるのはもうやめてもいい。安心して弱音を吐ける場所があれば、少しずつ心の荷物を下ろせます。
やってみる: 話せる人がいないと感じたら、ノートに本音を書いてみるのもひとつの方法です。
8. 安全なつながりが変化の土台をつくる
ヘルスコーチの視点:
人は安全を感じられる関係性の中でしか、本音や変化に向き合えません。共感と承認の姿勢を徹底することが、自己探求を支えます。
読者の皆様の視点:
ヘルスヒストリーを振り返るように、これまでの自分の体調、習慣、選択を知ることで、これからの道が見えてきます。
やってみる: 「過去3ヶ月で一番元気だった日はいつ?」と振り返ってみましょう。その日の生活にヒントがあるかもしれません。
ヘルスヒストリーについて解説します。
💡ヘルスヒストリーとは?
ヘルスヒストリー(健康履歴)とは、「今の自分の体と心の状態が、どんな背景からきているのか?」を振り返るためのツールです。
食事や睡眠といった生活習慣はもちろん、ストレス、人間関係、仕事の満足度、過去の健康状態や感情のパターンなど──自分自身を徹底的に見つめ直すシートのようなもの。です。
✨ なぜ大事なの?
私たちつい「運動不足だから」「最近甘いもの食べすぎてるから」など、表面的な原因だけで健康を考えがち。でも、本当の原因はもっと奥にあることは少ない。
…と書きます。
- 「疲れが取れない」の裏には、人間関係のストレスがあるかもしれない
- 「甘いものがやめられない」の背景に、満たされない気持ちがあるかもしれない
このような気づきを得るために、ヘルスヒストリーは非常に有効です。
📝どうやってやるの?
特別な準備は必要ありません。自分自身に、このような質問を投げかけてみてください:
- 最近よく眠れますか?
- 朝起きたとき、エネルギーがありますか?
- 何を食べると快適よく、何を食べると不快になりますか?
- 今ストレスを一番感じていることは?
- 誰といると安心できますか?
- 健康だったなと感じた時期はいつ?
とりあえず、「あ、自分ってこんな傾向があるんだ」と気づけたり、今の不調のヒントが見えてきたり。
🧭 ヘルスヒストリーは“整える旅”の出発点
これは「反省」ではなく、「自己理解」のための振り返りです。そして
、健康という言葉をもっと自分らしく、具体的に考えるきっかけにもなります。
もし「自分の健康状態を見直したい」「モヤモヤを言葉にしたい」と感じているなら、まずは静かな時間に、紙とペンを用意して始めてみませんか?たった
15分でも、未来の自分にとって大きな一歩になるかも知れません。
興味のある方は、無料体験セッションでヘルスヒストリーを体感いただくことが可能ですので、下記のフォームよりお問い合わせください。
まとめ
健康って、何を食べるかだけじゃなくて、どんなふうに生きているか──そう思えるようになった今、私は少しずつ自分を取り戻しています。
あなたは、どの気づきが一番響きましたか? ぜひコメント欄で教えてください。そして、この記事が心に残ったら、SNSでのシェアや、同じように悩んでいる人への共有も大歓迎です。
一緒に、こころとからだが整う毎日をつくっていきましょう。
ヘルスコーチの視点:
ヘルスコーチングとは、情報提供でも、食事管理でもありません。「人が自分自身とつながり直すプロセス」を支えること。それを可能にするのが、深い聴き方、柔軟な問い、そしてコーチ自身の在り方です。統合栄養学の学びを通じて得られる洞察により、セッションをより深く、豊かにしていきたいです。
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